豊後大野市の県立三重総合高校で4月、男性教諭(30)が3年の男子生徒に体罰を加え、けがをさせた問題で、県教委は29日、県情報公開条例に基づき生徒の母親(52)が請求していた体罰報告書などの文書を公開した。

 公開されたのは、同校が県教委に提出した体罰報告書と、県教委が教諭に処分理由を説明した文書の2通。母親は、体罰の経緯を明らかにするため、9月7日に情報公開請求していた。体罰報告書によると、教諭は、無抵抗だった生徒の胸ぐらをつかみ、顔を殴るなどしたという。公開された文書を見た母親は「学校から説明がなく、文書の請求に踏み切ったが、報告書は簡素化されており、もっと詳しく書いてほしかった」と話した。

 教諭は8月、傷害罪で大分簡裁から罰金30万円の略式命令を受けた。生徒はけがの影響で17日間入院し、現在も通院しているという。